松阪牛はどれでも美味しいと思っていませんか?
それは、間違いです。同じ松阪牛でも、凄く美味しいものと、普通に美味しいものといったように差があります。
これは東大の中にも上位から下位まで順位があるのと同じことなのです!
それでは、美味しさの上位の松阪牛はどのように決まるのか?
それは、牛の血統と育て方、そして調理の仕方です。
血統の違いは味に出ます。 牛もサラブレットと同じように血統があります。美味しい血統と美味しくない血統があります。
そして、美味しい血統の仔牛は値段が高く、それが精肉の価格にもつながっています。
血統がいい牛は、良さは2つあります。
- 一つ目は、脂の風味がよく、食べた時に甘い香りが鼻に抜けます。
- 二つ目は、脂の融点が低く、口の中で溶けやすいので、胃に残らずに消化されるため、 胃もたれや、胸やけを起こしにくいです
ただ、血統の良い子牛は高く、販売価格が高くなるというデメリットもあります。
そして育て方によっても違いが出ます。
その違いは脂肪(さし)の入り方です。
上手に育てると、綺麗な霜降りのお肉ができます。逆に下手だと、赤みの部分が多かったり、脂身だらけだったりと見た目も、食感も良くないお肉ができます。
このように同じ松阪牛でも違いが出るのはこの為です
しかし、これらの部分は、買う側の人間にはどうする事もできません。
できるのは、信頼できるお肉屋さんを選ぶと言いう事です。
うちのお店では、創業50年以上の地元の人が信頼して買いに行くお肉屋さんと、創業当時からお付き合いをさせて頂いています。
その為、良いお肉を、コスパ良く仕入れることが出来ています。
最後に重要なのは調理法‼
こうして、良いお肉を選んだとしても、焼き方を失敗すると、
本当の美味しいお肉を味わう事ができません。
最適な温度は中心部分が65℃といわれています。
しかしお肉の大きさ、厚みによって、この温度加減を調整するのは凄く難しいです。
すき焼き用の肉なら、アッという間に65℃を超えてしまい、
旨みも抜けて硬くなります。
厚切りのステーキ肉なら、表面だけ焦げて、
中は冷たいままという事も起こりえます。
このように、
家庭で肉の温度調整を上手に行うのは、
難しく、手間がかかる物なのです。
簡単に美味しい松阪肉を食べる方法
そこで、簡単に美味しいお肉を食べる方法をご紹介します。
それは、お店に行って、専門のスタッフに焼いてもらう事です。
高級なステーキ店でも、すき焼き店でも専門のスタッフが調理をしてくれます。
それは、わずかな火加減で、お肉の美味しさが損なわれてしまうからです。
とはいっても、100g1万円もする高級なお店には、なかなかいけないものです。
そこで、おすすめするのが、ローストビーフです。
プロの料理人が、香ばしく表面だけを焼いたお肉を、低温でじっくり時間をかけて専門の調理器具を使って焼き上げます。
旨みを中に閉じ込めて、ご家庭にお届けすることが出来ます。
家庭では、カットして、お皿に盛るだけで、本当に美味しい松阪牛を食べる事が出来ます。
お祝い事や、記念日、イベントなどにご利用下さい。
調理に時間が掛かりますので、早めのご注文をお勧めします。