【仕事は見て覚えろ！】
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こんにちは、親子3世代で祝う店
快楽亭5代目店主の脇田剛司です。
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今月から28歳の若い
調理スタッフさんが
入ってくれました。
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調理経験はあるけれど
まだまだできない事も
多いので、
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私も丁寧に教えています。
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仕事を教えていて
思い出したのが、
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修行時代の事です。
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よく先輩から
「仕事は見て覚えろ！」
と言われました。
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初めて言われた時は、
なんてケチなんだ、
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最初から教えてくれたらいいのに。
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と思いましたが。
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仕事を覚えていく内に
分かってきた事がありました。
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それは、やり方や使い方を
言葉で教えてもらう前に
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見ておくと、
覚えが早いという事です。
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分からない仕事でも、
一度事前に見ていれば、
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言葉で教えてもらった時に
手の位置や包丁の使い方など
理解しやすいのです。
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先輩が、
「仕事は見て覚えろ！」
と言っていたのは
こういう事だったのかと納得しました。
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この経験は20年以上前のの出来事ですが、
現代はまさに見て覚える時代です。
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昔、知らない事は
本を読んだり、
人に聞いたりでしたが
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今は、ネット上に動画が沢山あります。
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生活していてやり方や使い方が
解らなければ動画を見て
調べる 時代なのです。
料理のレシピ動画が
流行っているのも
そういう事かもしれません。
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そんな時代なので、
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もしかしたら、今の若い子には
丁寧に言葉で教えるより
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「仕事は見て覚えろ！」と
言った方が理解しやすいのかなと
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ふと思いました。
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