こんにちは、親子3世代が集う店、快楽亭5代目店主の脇田剛司です。
先日、第13回目のまちゼミを開催しました。以前にもお伝えしましたが、
まちゼミとは「得する街のゼミナール」を略して〝まちゼミ〟といいます。商店街のお店の人が講師となり、プロならではの専門的な知識や情報、コツを無料(材料費別途)で参加者ににお伝えする少人数制2~10人のゼミの事です。当店では松阪でまちゼミが開始された7年前から参加しており、毎回参加者の方には大好評です。
ただ、今回から講座内容の変更がありました。それは第1回目から開催していた「だしの取り方講座」を止めたことです。
出汁は料理の基本です。その為、どんな料理をするにしても出汁が美味しくないと美味しい料理が出来ませんそんな思いから「だしの取り方講座」を始めました。開催当初は、受付開始日に電話が鳴りやまないほどで毎回5人の定員が満員になり、さらにキャンセル待ちが出るほど盛況でした。参加した方も「わかりやすかった」、「出汁が美味しかった」や「家庭でもやってみます」など嬉しいお言葉も頂きました。そんな事が続き私もやりがいを感じていました。
鰹節
しかし開始から4、5年たったころから徐々に電話の件数や申し込みの人数が減ってきました。何とか定員には達していましたが開始当初の勢いがなくなってきているのは感じていました。講座内容は最初とほとんど変えていませんし、まだまだ受講していな人もたくさんいるはずです、せっかく開催しているのにもっと沢山の方に来てもらいたいと思い、HPやSNSで募集をしましたが、思うように参加者は集まりませんでした。その為、参加者が1人の時や申し込みが0人の為開催できないことが出てきました。
参加者が一人だとマンツーマンでいつもより丁寧に伝えることが出来て参加される方も喜んで頂けると思っていたところ、予想外に「一人だと緊張するから嫌だ」とショックな言葉をもらいました。確かに全く知らない広い調理場でマンツーマンはしんどいですね。
そんな感じがここ数年続いてきました。そして今回ついに講座を止めることにしました。
止めると言っても開催しないだけでいつでも再開することもできます。
あの毎回出汁の引き方講座の中で最初に引いた一番出汁を味見した時の「美味しい!!」という感動した嬉しそうな声がまた聞けるといいなと思っています。
もしこれを呼んで参加してい見たいと思った方や教えて欲しいと思った方はご連絡ください。時間が合えば個別でお伝えしますし、もし5人以上集まれば特別に「だしの取り方講座」を開催します。ご連絡下さい。くれぐれも1人の参加は緊張しますのでおススメしません(^-^)