3世代が集う店、快楽亭5代目店主の脇田剛司です。
GWの最終日は戌の日のお祝いでご来店頂きました。
戌の日のお祝いとは妊娠5ヶ月目の戌の日に行う安産祈願をする、日本独自の行事です。この時期に鮑を食べると目の綺麗な子が生まれるといわれています。
そこで本日も鮑のお刺身とステーキをご用意させて頂きました。
お客様から「ステーキが美味しかったです。」とうれしい言葉も頂きました。
以前、相差の海女さんから鮑はステーキで食べるのが一番美味しいと教えてもらった事を思い出しました。
そしてその時にもう一つ教えてもらった事が鮑の殻の事です。
鮑のの殻に穴があいているのですが、普通は4つの穴が開いていますが、稀に3つや5つと奇数の数の穴があいている事があるそうです。
奇数の数の穴があいている殻は縁起物として殻に赤飯を入れて神棚にお供えするそうです。
偶然にも本日の鮑の殻は5つ穴でした。きっと素敵な赤ちゃんが生まれるでしょうね。