こんにちは、3世代が集う店、快楽亭5代目店主の脇田剛司です。
最近イスのお席が人気です。実は私も畳に座るよりイスに座るほうが好きです。
でも靴を脱いだほうがリラックスできますよね。そう考えると畳の上にイスを置いた席が一番リラックスできるのかもしれません。
先日の出来事です。78歳の方々の同窓会が当店でありました。
ん皆さん、楽しみにされているようで朝早くからご来店いただきました。
78歳と思えないほどお元気な方も見えて階段もすたすたと上がっていかれます。
あと数名で全員お揃いになるという時でした、店の前に一台のタクシーが止まりました。
そして一人のおじいさんが降りてみえました。その方は杖をついてそろそろと歩いてみえます。
お店に入って「同窓会に来ました」とおっしゃったので「お席は2階になります」と
伝えると非常に残念そうな声で、「えっー、2階なん?階段上がれへんわ」といわれました。
何とかスタッフと仲間の方の肩を持って2階に上ってもらいましたが申し訳ない気持ちでした。
そうなんです最近よくある出来事で予約をした幹事さんは比較的お元気な方が多いので席はイスが良いが階段ぐらいは上れるだろうとご予約いただきます。しかし中には、病気や怪我で足の悪い方がみえます。そんな方が階段を上がるのは大変です。申し訳ないことに当店にはエレベータがございません。
そこで幹事さんにお願いします。当店にはエレベーターがありませんで参加される皆さんが階段が上がれるか確認をしてもらうか、快楽亭にはエレベーターが無いことを参加者の皆さんにお伝えください。せっかく楽しみにしてこられたのに階段の事でがっかりされることは私もがっかりしますので宜しくお願いします。
なお1階に14名まで座れるイスのお席がありますので足の悪い方はそちらをご検討下さい。
最近、ご予約いただく時によくお問い合わせを頂く事があります。
それは「イスの席はありますか?」です。
当店では畳の上にイスを置いた、イスのお席をご用意できます。
本日は朝からお弁当の注文に始まり、同窓会、仏事、いつもの常連さん、お持ち帰り弁当と沢山のご来店、ご注文を頂きありがとうございます。
おかげさまで忙しくさせて頂き、「あっ」という間に一日が過ぎていきました。
こんにちは、3世代家族が集う店、快楽亭の5代目店主の脇田剛司です。
以前に昆布にも種類が沢山あって味が違うという事をお伝えしました。
今回はどうやって昆布出汁をとればよいかをお伝えします。
昆布には含まれている旨み成分にグルタミン酸というのがあります。このグルタミン酸は水に溶ける性質があります。その為、昆布を水につけておくだけで昆布のうまみ成分が水に溶けだします。このままでも美味しいのですがこれを火にかけて下さい。
沸騰直前の80度位になったら取り出して完成です。
よく沸騰した鍋でぐつぐつする方が見えますが煮過ぎると粘りがでてしまい昆布の風味がなくなるだけでなく生臭そさも出てしまいます。
この昆布出汁に鰹節を加えて出汁をとると非常に美味しい出汁ができます。
より詳しく出汁の取り方を知りたい方は7月後半から始まる「まちゼミ」にご参加下さい。
過去のまちゼミの案内です。
2016年は7月28日~8月30日です。
出汁の取り方だけでなく実際に取った出汁を使ったお吸い物、素麺汁の試食もしていただけます。
こんにちは、3世代家族が集う店、快楽亭5代目店主の脇田剛司です。
本日ご来店頂いたお客さんにネギアレルギーの方と青魚のアレルギーの方が見えました。もちろん事前に伺っていたのでネギを入れないようにしたり、代わりの食材を使ったりして対応させて頂きました。
私は子供の頃、極度の野菜嫌いでした。そのためかどうかわかりませんが喘息やアトピーといった病気を持っていました。
そして1年に1度くらいの割合でアレルギーのテストを受けいた事を覚えています。
私が持っていたアレルギーはスギやヒノキ、ハウスダストなどで食べ物のアレルギーは特にありませんでしたがアレルギー反応によるかゆみ、じんましんは経験したことがあります。
ひどい時には命にかかわる可能性もあるアレルギーもあるそうですので当店にご来店のお客さんで食物のアレルギーがある方は遠慮なくおっしゃって下さい。
ベストの方法で対応させていただきます。
久しぶりの雨がこんな大雨で買い物に行ったらびしょ濡れになりました。
こんにちは、3世代が集う店、快楽亭5代目店主の脇田 剛司です。
毎朝仕事場に来て最初にする事はお米を研ぐことと出汁を引くことです。
この二つは日本料理において基本中の基本ともいえることで私も十数年前に吉兆で修行に行って最初に教えてもらったことです。
その中でも今回お伝えしたいことは昆布出汁のとり方です。
実は昆布と言っても沢山種類があるのをご存知ですか?
数年前からまちゼミで出汁の取り方講座を行っていますが、その時に昆布の種類を紹介をすると毎回そんなに沢山あったのかと驚かれます。
有名な昆布の種類だけでも「羅臼昆布」、「利尻昆布」、「真昆布」、「日高昆布」
と4種類もあります。特にどれが良いとかはありませんが左から順番に値段が高いです。ただ値段が高いから良いだしがとれるわけではありません。
人それぞれ味に好みがあるので好みによって使い分けて下さい。
さらに同じ昆布でも上から下まで厚みや太さが違うので旨みの出方にも違いが出ます。
当店では利尻昆布を使っています。
なぜ利尻昆布を選んだかというと最初は深く考えていませんでした。ただ、一番の理由は修行していた吉兆で使っていたからです。しかし吉兆で使うという事はお値段もそれなりにします。そこで一時期日高昆布を使っていた事がありましたがどうも味の好みが合いませんでした。その為、現在は利尻昆布を使っています。
大きいものは1メートル以上です。
右下のマッチ箱と比べて下さい。
つづく
先日ご来店頂いたお客様になんと104歳のおばあちゃんが見えました。
先週末の事です。若女将がいつものように接客をしているとお食事をされているお客さんから「このおばあさん、何歳に見える?」と尋ねられました。
そのおばあさんはお店に入って来られた時に杖をついてはいたけどもしゃべる声もしっかりして、食事もしっかり食べられていたので「80歳位ですか?」と答えたところ正確な年齢を聞いてびっくりしました。
なんと104歳でした。正直普通の80歳より元気ではないかと思うくらいお元気で、
お帰りの際に「いつもありがとう」と言われました。
「いつもとは」、いつからのことだろうと思いながら大女将にそのことを話すと私の祖母の頃からのお付き合いでした。
それだけ当店も長く続けさせてもらっているのだなぁと改めて思ったとともにこれからも続けていけるようにがんばろうと思いました。
快楽亭は創業明治3年、今年で146年目を迎えます。
開業当初は魚屋さんから始まり、明治の中ごろ松阪城跡の藤棚のあたりにお店を出しました。その頃明治憲法が発布されたのを記念して植えた藤が現在の松阪城跡の藤棚です。
子供達が毎日プールで遊んでいるのを見るとうらやましいくらい暑いですね。
お父さんもプールに入りたいです。
こんにちは、3世代家族が集う店、快楽亭5代目店主の脇田剛司です。
先月の19日は父の日でした。子供たちが保育園で「ありがとう」と書いたペン立てを
もって帰ってきました。てっきり私に渡してくれるものだと思っていましたが、
子供たちは「おかあさん、いつもありがとう」といって若女将に渡していました。
そんな寂しいお父さんが他にもいるのではないでしょうか?
そこで快楽亭では父の日にお弁当を販売しました。
さらにお弁当を購入された方全員にオリジナルコースターをプレゼントしました。
このコースターは絵手紙の先生に一つ一つ手書きで書いてもらいました。
その為世界に一つだけの完全オリジナルです。
お父さんがビールのグラスを置いてしまうのがもったいない気がしますので、
このコースターを眺めながらビールを飲んで下さい。きっと癒されると思います。
こんな素敵なコースターですが実は5個だけ残っています。
そこでお食事された方、先着5名様にプレゼントします。
ご来店の際に「ブログを見た」といって下さい。
お待ちしております。
子供が息子二人なので女の赤ちゃんを見ると若女将も私も「かわいいなぁ」、「女の子はいいなぁ」と言いながら赤ちゃんを見ています。
こんにちは、3世代家族が集う店、快楽亭5代目店主の脇田剛司です。
先週末にお食い初めのお客さんがご来店されました。
お食い初め男の子と女の子の割合は7:3位で男の子の方がが多いのですが今回は女の赤ちゃんでした。今回ご来店のご家族は、実は上の男の子に続き下の女の子もお食い初めでご来店頂きました。
毎度ご利用頂き有り難うございます。
男の子も女の子もご利用いただけるお食い初めですが実はお食い初めの器にも男女の違いがあるのをご存知ですか?
ご存知ですか?お食い初めの器に男の子用と女の子用があること
お食い初めは、子供が、「一生、食べ物に困らないように」や「健やかな成長」を願う日本の伝統的な儀式です。実はそのお食い初めに使用する器は、赤ちゃんが男の子か女の子かで正式な器の色が違ってくるのです。男の子は赤色、女の子は外側が黒で内側が赤色の器が正式な色です。なぜ違いがあるかというと、このお食い初めの儀式が、平安時代から伝わることに関わりがあります。平安時代、男の子は家督を継ぐために大切にされました。その事から黒色より位が高い赤色の器が男の子に使用されたようです。現在では男女の差はなく赤ちゃんは平等に大切にされていますが器の色だけが伝統として今も残っているようです。